海外からスキーブーツを買ったら全然違う商品が届いたので返品手続する話
冬に行った野伏ヶ岳。
あの後、気管支炎に罹ってしまい、やっと治ったと思ったら再発。
気管支炎用の薬を飲んでもいまいち咳が落ち着かず、ぐずぐずしてたら6月にマイコプラズマ肺炎に罹患。
熱は下がったものの、咳は相変わらずで、通院を繰り返すものの一向に症状は良くならず・・・。
病院を変えたら、あなたこれ喘息ですよ・・・、というわけでステロイドを吸引すること4週間。
やっと5キロを6分半ペース程度なら走れるようになってきました。
もう自転車どころじゃないですよ。
というわけで、床に伏せながら喘鳴を響かせ、野伏ヶ岳の反省会。
初めて行った乗鞍岳。ヒィヒィ言いながらも、サクッと上まで行けました。
そのころは結構な勢いで運動していて、それなりに体力があったとはいえ、野伏ヶ岳ではなぜあんなに苦労したんだろうとぼんやりと考えていました。
あの時にはすでに気管支炎を患っていたきらいはありますが・・・。
もうひとつ気になったのが、ギアの重量。
=乗鞍岳=
板:クンバック1.6kg ビン:SpeedRadical 0.3kg ブーツ:Scarpa Maestrale 1.3kg
片足計・・・3.2kg
=野伏ヶ岳=
板:Hoji1.9Kg ビン:Kingpin 0.75kg ブーツ:K2 ピナクル110 2.2kg
片足計・・・4.85kg
というわけで、道具が重いせいでした!
まぁベテランからすりゃびっくりするぐらい軽い組み合わせだと思うんですが、自分の年齢や体力を考えたら、安全や安心がお金で買えるなら買ってしまいたい・・・というのが本音です。
というわけで、板もビンも今のでお気に入りなので、ブーツを新調しようと色々な海外サイトを巡るのが日課になっていたある日、とあるお店で現行マエストラーレが31000円で売られているのを見つけ、すぐに飛びついてしまいました。
ちなみに、乗鞍岳で使った道具は、色々思うことがあってすべて売り払っていました。
そして待つこと10日、郵便局員がでかい段ボールを持ってやってきました。
関税を6000円支払い、段ボールを破り空けたそこに光り輝くのは・・・
全然違うスキーブーツ。はぁ、これ間違えてるよ。
ここの店はかなり頻繁に利用するんだけど、商品間違いは初めて。
関税の還付手続きや、返品に、現在は値上がりしているブーツの再注文時の値段交渉や、想像しただけで頭が痛い・・・。
と思っていたら、4日ほどして、税関からお葉書が・・・。
読むと、前回送ったのと同じ追跡番号でまた同じ品物が来てるけど、間違いだよね?
通関止めてるからなんかあったら連絡して。
あれ、もしかしてこっちにマエストラーレが入ってんじゃね?
というわけで税関に電話して事情を説明したら、担当者の方が、今手元にある商品が正しい商品か合っているか確認するから、商品のスクリーンショット送れない?って。
で、マエストラーレの写真送ったら、あ、これが来てますよ!どうします?
って。
また関税払って、前の分は返品と還付手続きするんで通関してくださいって言ったら、かかる関税は同じなので、返品手続がすんだという証明書を送ってくれれば、関税は前回納付分で良しとしますよ?
という税関の担当者の方の神対応のお蔭で、いそいそとブーツの返品手続を始めるのでした。
購入したお店からは、DHLで送るように指示がありDHLジャパンに問い合わせ。
これがまた、めんどくさい!・・・んだろうなと思ったら、お店から送られたDHLの手続き番号を電話で伝えたら、あ、お待ちしてました、みたいな感じで、びっくりするぐらい簡単に手続きが終わってしまいました。
今回購入したTradeinnはインボイス送ってくれなかったので、自分で作りなおさないといけませんでした。
これもDHLの方が雛形と一緒に送ってくれて作成することができました。
ちなみにインコタームスはFCA。インボイスのタイプはProformaで正解のようです。
荷物はDHLの営業所まで行かないといけないのかと思いましたが、電話したら集荷に来てくれます。
うちは佐川が集荷に来ました。
DHLって、ものすごく安いものを買ったときでも1000円の手数料取るから、嫌な印象あったったんですがサービスはすごく良いです。
というわけで、参考になるかどうかは分かりませんが、なかなか珍しい経験をさせてもらったので記録しておきます。